はじめてのマルシェ出店。緊張の先にあった、あたたかい時間
あなたも、こんな経験ありませんか?
「はじめてのこと」に向かうとき、ドキドキとワクワクがいっしょくたになって、なぜか前日の夜は眠れなかったりする。
私にとって、それがハンドメイドマルシェへの初出店でした。
「本当に準備、間に合うのかな…」という不安
開催が決まってからは、わくわくしながらも頭の中は準備でいっぱい。
商品をそろえて、備品を確認して、値札もつけて…
気がつけば、あっという間に前日になっていました。
そして当日。
なんと朝から、職場の同僚のお母さんが、ゆかたの着付けを手伝ってくださいました。
落ち着いた手つきで、やさしく整えてくださったこと――
緊張していた心が、ふっとほぐれた瞬間でした。
商品が手元を離れたその瞬間、胸がじんわり
マルシェが始まり、そわそわしながらお客さまを待っていたら、
まっさきに足を運んでくれたのは、同僚とその娘さん、そして着付けをしてくださったお母さん。
娘さんがアクセサリーを手に取って、
その場で髪につけてくれたとき――
なんだか、親戚のおばちゃんみたいな気持ちになってしまって(笑)
はじめて作品が売れた瞬間。うれしくて、胸がポッとあたたかくなりました。
ハンドメイド仲間との出会いも、宝物
作品が旅立ったことももちろんうれしかったけれど、
なにより印象に残っているのは、ハンドメイド作家さんと仲良くなれたこと。
いちごのシェーブドアイスを一緒に食べながら、
マルシェのこと、準備のこと、工夫していること…
たくさんのお話を聞かせてもらいました。
作品だけじゃなくて、人との出会いもものづくりの一部なんだなって。
そんな気づきももらえた、あたたかい一日でした。
これからも、少しずつ、自分のペースで。
“季節をまとうアクセサリー”と、出会いの物語を紡いでいけたらいいなと思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました🌼
これからハンドメイド活動を始める方にも、きっと「わかるなぁ」と感じていただける時間があるはず。
そんな未来のあなたにも、やさしく届きますように。
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